OCG カード考察 ~「拮抗勝負」~

本日考察するのはこれです。効果が判明してから話題をさらい続けています。

「拮抗勝負」 CIBR-JPO77

自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドのカードが自分フィールドのカードより多い場合、自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。
自分フィールドのカードと同じ数になるように、相手は自身のフィールドのカードを選んで裏側表示で除外しなければならない。

 

強み(Strength)
まずはこのカードの強みを見ていきましょう。

①手札誘発
罠カードにも関わらず、「自分フィールドにカードが存在しない場合」という条件を満たせば手札から発動可能です。「冥府の使者ゴーズ」を彷彿とさせる発動条件であり、あちらのように「がら空き」が新たなブラフとなります。デュエルの駆け引きをさらに引き出すことでしょう。

「超電磁タートル」や「速攻のかかし」とのコンボも有効で、バトルフェイズを強制終了させてノーダメージで相手のカードを除外という戦術も可能です。

 

②自分のバトルフェイズで発動も可能
当然ながら自分のターンで発動することも視野に入ります。極端な話、フィールドにカードを出さずにバトルフェイズに入り、終了時にこのカードを手札から発動させることもできます。

改めて言うまでもないですが、自分のフィールドにモンスターが存在しなくてもバトルフェイズに入ることはルール上問題ありません

相手が先行でカードを3枚以上セットしたら、後攻の自分のターンでこのカードを発動すれば容易にアドバンテージを獲れます。

 

②裏側で除外
簡単に言い換えると、互いの盤面のカード数を同じにするわけですが、その際相手は自分のカードを裏側で除外しなければなりません。これは強制でありモンスターの耐性を無視できます。その上裏側で除外されたカードは基本的に再利用は不可能であり、効果も発動できません。

つまりそのデュエルではほぼ完全に「捨て札」となります

カードの除去としては最高峰の性能といえるでしょう。

 

 

弱み(Weakness)
ここまで見ると素晴らしい効果ですが、決して良いことずくめではないようです。具体的な弱みを挙げていきます。

 

①一番除去したいカードは残ってしまう
効果発動時に最低でもこのカードは自分フィールドに存在するため、相手フィールドに1枚はカードが残ってしまいます。逆に言うと、相手は一番大事なカードを1枚は残すことができます。結果、こちらが除去したいカードはそのまま残ってしまうでしょう。

 

②結局1キルは防げない
発動タイミングが「バトルフェイズ終了時」とあるので、「速攻のかかし」や「超電磁タートル」等と併用しない限り、バトルフェイズ中にライフを全て削られればおしまいです。

 

③自分のターンで使ってもその後の攻撃はできない
自分のターンのバトルフェイズ終了時に使って相手の場を減らしても、その後に攻撃は出来ないため、「それで?」となってしまいます。カードアドバンテージは獲れますが、ひと工夫ないとその後につながりません。

 

結論(Conclusion)
効果を見るとガン伏せ、大量展開への抑止力としてデザインされた印象です。強み、弱みはありますが、最低でも1枚は確保しておきたいカードでしょう

 

どこまで高騰するかはわかりませんが、2017年7月時点だと1200~2000円くらいが相場なようです。大会での使用率が上がればさらに高騰するかもしれませんね。

 

汎用性が高いので、数年後にゴールドシリーズなどに採録される未来が透けて見えるのは私だけでしょうか……。

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