OCG カード考察 ~「半魔導帯域」~

今回の考察カードはこれです。

「半魔導帯域」 TDIL-JP067
フィールド魔法
自分メインフェイズ1・メインフェイズ2の開始時にこのカードを発動できる。
(1):お互いのメインフェイズ1の間、フィールドのモンスターは、それぞれの相手の効果の対象にならず、それぞれの相手の効果では破壊されない。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分はフィールド魔法カードを発動・セットできない

 

最初に見たときは「んん?」とどう評価したらよいか分かりませんでした。しかしよくよく読むと決して弱いことは書かれていません。

 

その効果はメインフェイズ1の間、フィールドの全モンスターに相手からの「対象を取る効果」と「効果による破壊」への耐性を与えるというもの。その耐性付与は「蒼眼の銀龍」を彷彿とさせます。

 

このカードでカバーできないのは主に次の点です。

① 「トリシューラ」などの「対象を取らない除外」
② 「ラヴァ・ゴーレム」などの「召喚コストによるリリース」
③ 「神の警告」などの「カウンター罠による召喚・特殊召喚の無効」
④ 通常の戦闘による破壊

挙げてみると意外と穴は多いですね。

 

しかも耐性を得られるのはあくまでメインフェイズ1だけです。バトルフェイスやメインフェイズ2では容赦なく対象に取られ、破壊もされます。当然ながら「ミラーフォース」も防げません。

 

実際の使い道としては、モンスターを安全に大量展開したいとき、「ダーク・アームド・ドラゴン」等の強力な効果を通したいときなどでしょうか。何しろメインフェイズ1に限れば、カウンター罠以外に対してはほぼ無双できます。「強制脱出装置」や「エフェクト・ヴェーラー」も怖くありません。

 

耐性については相手も同じ条件になりますが、そこはプレイングでカバーしたいですね。相手モンスターがいない状況で発動する、相手ターン前に「ツインツイスター」や「ダブル・サイクロン」「スクラップ・ドラゴン」等で破壊してしまう…など出来る限り相手に主導権を渡さないようにしたいです。同パック収録の「マジック・ストライダー」とは多少は相性が良いでしょうか。

 

単体ではアドバンテージを生み出せない効果ですが、使いようによっては1キルの補助になりうる。「大寒波」や「ソウル・チャージ」には及ばないものの、展開補助や攻撃補助という点では似たような立ち位置のカードと言えるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です